次はカラーについてお願いします。ダイヤモンドって全部透明だと思っていたのですが、色の違いがあるのでしょうか。
- コンシェルジュ
- 基本的には無色透明なのですが、天然石ですから多少の違いがあります。完全な無色から黄色に近づくにつれ、D〜Zまでの23段階でランクが決まってきます。
Aからではなくて、Dからなんですね。
- コンシェルジュ
- そうなんです。ダイヤモンドの頭文字であるDからになっています。
やはり透明に近い方が価値は高いのですか?
- コンシェルジュ
- 黄色いダイヤモンドも「イエローダイヤモンド」として価値があるものもありますが、基本的には透明なダイヤモンドほど虹の7色すべてが表面により映し出されるため、Dに近い方が高価となります。特に婚約指輪用であれば、やっぱり無色透明が好まれます。
具体的にはどのくらいのランクを選べばいいのでしょうか。
- コンシェルジュ
- 国際基準ではI以上がほぼ無色とされています。当店ではI以上のダイヤモンドしかお取り扱いをしていませんので、どのダイヤモンドをお選びいただいても間違いございません。あとはどこまでこだわるのかというところになりますね。
コンシェルジュからのわかりやすい説明を受けながら、
購入したいダイヤモンドのイメージを固めていきます。
クラリティという言葉が4Cの中で一番馴染みがないのですが、これはどういったものなのでしょうか。
- コンシェルジュ
- クラリティはダイヤモンドの表面の小さな傷や、気泡などの内包物の少なさを評価したものです。ランクは高品質な順に、FL、IF、VVS1、VVS2、VS1、VS2、SI1、SI2、I1、I2、I3と分かれます。
だいぶ細かく分かれているのですね。
- コンシェルジュ
- ダイヤモンドは天然石ですので、どうしても多少の傷や気泡はあります。それが天然石の証明でもありますから。完全に無傷といわれるFLクラスは、博物館レベルの貴重さになります。IFクラスで、当店でもほんの数ピースです。
傷の少ないダイヤモンドはそれだけ貴重なんですね。
- コンシェルジュ
- そうなんです。しかし傷や気泡があるといっても、VVS1クラスは10倍の顕微鏡で見て針先でチョンとつついたレベルのピンポイントが一つあるという感じです。
なるほど。
- コンシェルジュ
- SI2以上であれば、肉眼で見えるサイズの傷や気泡はないので、クラリティにそれほどこだわらないのであれば、このクラス以上をおすすめします。当店ではすべてSI2以上ですから、どれをお選びいただいても問題ないかと思います。
高品質のダイヤモンドだけを揃えているのですね。ちなみにこちらではどうやって高品質のダイヤモンドを仕入れているのですか。
- コンシェルジュ
- 銀座ダイヤモンドシライシではダイヤモンドの世界三大市場であるイスラエルに現地法人を構えていますので、常時安定して品質の確かなダイヤモンドを確保することができるのです。
さすがはダイヤモンド専門店!
本日お話を聞かせていただいた銀座ダイヤモンドシライシ新宿本店。
常時5000ピース以上のダイヤモンドを用意している専門店だから、
ご希望にぴったりのダイヤモンドが見つかるはずです。